Netflixが、嫌いです。

僕は動画配信サービスとして、
NetflixとAmazonプライムビデオを契約しています。

この2つで大体の作品を網羅できるので、
見たい作品を見逃さずに助かっています。

しかし、
どうしても気に入らないことがあります。

それが、
Netflixのとある機能です。

目次

クリエイターへの敬意が感じられない。

 

それは、
オープニング・エンディングのスキップ機能です。

海外ドラマなどの流し見で、
OP・EDを飛ばしたい人はいるのでしょう。

でも、
一つ一つの動画を楽しみたい人にとって、
OP・EDのスキップは、
視聴者の楽しみを半分以上奪っています。

 

アニメ・映画・ドラマには、
視聴者を楽しませる仕組みが、
端から端まで考え尽くされて配置されています。

例えば、
アニメのエンディングが終わった後に本編の続きを入れる、
Cパートという手法があります。

前半をAパート、後半をBパートと呼ぶので、
エンディングのさらに後ということでCパートなんですね。

このCパートは、
たまに存在するというのがミソなんです。

Bパートで平和に終わったかと見せかけて、
エンディング後のCパートで突然の銃声…!!
 
みたいな、
続きが気になるようなどんでん返しを作れるわけですね。

 

でも、
スキップされるんです。

そう、Netflixならね。笑

 

じゃあ、
Cパートがある時だけスキップしないとしたら?

それは、
「この後Cパートがありますよ!」
と言ってるのと同じ。

ただのネタバレですよね。

 

 

これとは逆に、
オープニング前に本編が入る、
アバンタイトル(通称:アバン)という手法もあります。

これも本編が始まる前の導入として、
続きが気になるきっかけを与えます。

推理ドラマで言うと、
最初に殺人現場と犯人の後ろ姿が映って、
その後オープニング→本編に入る、
みたいなパターンのことです。

これも全てカットされます。

観たい人は、
わざわざ動画を巻き戻して、
最初から見る必要があるんです。

 

これが、
Netflixオリジナル動画だけを配信してるならいいんですよ。
OP・EDなんて飾りなんだという
Netflix側の意思表示ですから。

 

でも、
他人が作ったコンテンツに対して、
「ここは要らないでしょ?」と、
スキップさせたり画面を小さくさせる行為に、

どうしても腹が立つんです。

 

僕はサポートという仕事柄、
他人のコンテンツに携わることが多いです。

写真や動画を撮る時も、
ブログを作る時も、
「この人 / このコンテンツは素晴らしいなぁ」
という敬意を持って接しています。

「今の表情めっちゃいいなぁ」とか、
「なるほど、そう言う考え方があるんだ!」とか、
何かしら尊敬するポイントがあるからこそ、

僕が成果物としてお渡しするものにも、
熱意とクオリティーが乗っかってきます。

だからこそ、
安易に他人のコンテンツを飛ばすような、
Netflixの態度が許せないんです。

『嫌い』から分かる本当の自分

 

何か、もしくは誰かを『嫌い』になるのは、
個人の価値観によります。

全人類が嫌いなものというのは存在しませんから。

裏を返せば、
あなたの価値観は『嫌い』に隠されていることがよくあります。

 

人間関係だと分かりやすいですね。

・仕事の遅い人が嫌い
・時間にルーズな人が嫌い
・身だしなみに気を遣わない人が嫌い
・馴れ馴れしい人が嫌い
・会話が弾まない人が嫌い
などなど…

よくある『嫌い』のパターンだと思います。

 

しかし、
1つの『嫌い』からも、
様々な『価値観』の可能性が浮かび上がります。

仕事が遅い人が嫌いという人なら、
こんな価値観を持っているかもしれません。

 

・私より仕事してないのに同じ給料をもらってるのが許せない
 →仕事をした分だけの対価が支払われるべきだ
・仕事を効率よくこなさない意味が分からない
 →仕事に無駄があってはいけない
・仕事に対する態度が気に入らない
 →人生において仕事が一番大切だ
・他人に仕事を押し付けてるのにヘラヘラしてるのがイヤ
 →自分の仕事は全て自分がこなすべきだ
などなど…

 

僕のNetflix嫌いの例で言うと、

「人の作った動画をわざわざ飛ばすなんて信じられない!」
→他人の考えや意図は尊重すべきだ

となります。

他人を尊重すべき、という価値観を持っているので、
ベンチャー企業の社長やアスリートのような、
人とぶつかって競争するような仕事は絶対に向いてないですよね。

逆に、
お客様をたてるような、
接客などのサービス業は向いているでしょう。

現在僕が提供している、
カメラマンビジネスサポートといったサービスも、
誰かがコンテンツを持っているからこそ成り立っているので、
僕の価値観にもちょうど当てはまっています。

 

何かにイラッとしたら、
あなたの天職・価値観を見つめ直すいい機会と思って、
『嫌い』の源泉を見つけてみましょう!

何度も考えていくうちに、
あなたらしさの共通点が見つかってきますよ。

 

それでは。

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